凶器は知性 × 動機は愛 × 殺人を証明せよ

映画『ラプラスの魔女』

　人気作家・東野圭吾原作を三池崇史監督が映画化した『ラプラスの魔女』が5月4日より公開される。

＜ストーリー＞ある日、初老の男性が妻と訪れた温泉地で硫化水素中毒によって死亡。刑事の中岡（玉木宏）は、妻による遺産目当ての計画殺人ではないかと疑いを抱くが、地球化学の専門家・青江修介教授（櫻井翔）は、実行不可能と断定し、事件性を否定した。それから数日後、別の地方都市でも同じ自然現象による死亡事故が発生し、その被害者が前回の事故で死亡した男と顔見知りであることが分かる。これは単なる偶然なのか。もしこれらが連続殺人事件と仮定すれば、犯人は「その場所で起きるすべての自然現象をあらかじめ予測していた」ことになる。未来を予見する知性＝「ラプラスの悪魔」など現実に存在するはずがない…。行き詰まる青江の前に、事件の秘密を知るという甘粕謙人（福士蒼汰）の行方を追っている羽原円華（広瀬すず）が現れる。円華は、怪しむ青江の目の前で、これから起こる自然現象を言い当ててみせる…。

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