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“武器ではなく芸術品”
香雪美術館『没後100記念 明治の刀工 月山貞一 同時代の収集家 村山龍平のあゆみ』 神戸市東灘区
日本と東アジアの古い時代の美術品を所蔵する香雪美術館(神戸市東灘区)で現在、企画展『没後100年記念 明治の刀工 月山貞一 同時代の収集家 村山龍平のあゆみ』が開かれている。6月17日まで。
同展では、明治から大正時代に活躍した刀工・月山貞一(がっさんさだかず、1836~1918)の作品を中心として紹介する。7歳で大阪の刀工・月山貞吉の養子となった貞一は、16歳の時には父と合作で刀身彫刻を施し、刀工として活躍。働き盛りであった40代に廃刀令の憂き目にあうが、その技術力が高く評価され、近隣の神社からの受注を得て、廃業を免れましたという。会場では、月山貞一の作品と、同館のコレクションを形成した朝日新聞社創業者・村山龍平が収集した刀装具コレクション、さらには廃刀令の影響で花瓶や香炉といった室内装飾品などの制作に転向した明治時代の金工家・正阿弥勝義(しょうあみ かつよし)などの作品を併せて鑑賞することができる。
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詳細情報
- 開催期間
- 2018年4月21日(土)~6月17日(日)
- 時間
- 10:00~17:00
※入館は16:30まで - 場所
- 香雪美術館
(神戸市東灘区御影郡家2-12-1)
GoogleMapで探す - 休館日
- 月曜日
- 入館料
- 一般800円、高・大学生500円、中学生以下無料
- 問い合わせ
- 香雪美術館
TEL 078-841-0652
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