悲劇『ハムレット』が生まれた時代背景とは

ナショナル・シアター・ライブ解説講座　第1弾『ハムレット』

　神戸アートビレッジセンター（KAVC／神戸市兵庫区）で今年4月より偶数月に上映される「ナショナル・シアター・ライブ」の関連企画として、講座シリーズが開講される。実施日は、4月19日・26日・5月10日・24日の全4回（要申し込み）。

　ナショナル・シアター・ライブとは、演劇界最高峰の一つである英国ナショナルシアターが世界で話題の舞台を厳選し、迫力ある映像で上映するもの。その上映作品の中から1作品を取り上げて行われる講座では、映画鑑賞に加え、講師が作品についてあらゆる角度から分かりやすく解説する。第1弾となる今回はシェークスピアの代表作で、デンマーク王子が父を殺し母を奪い王位を簒奪した叔父を討ち、復讐を果たす様を描いた『ハムレット』をピックアップ。神戸大学大学院 人文科学研究科の准教授・芦津かおりさんを講師に迎え、悲劇『ハムレット』が生まれた時代背景をはじめ、ハムレットやオフィーリアら主要登場人物について、日本の小説・映画の中にこの悲劇がどのように取り入れられてきたのかなどが紹介される。

　また、同館では4月14日から27日までナショナル・シアター・ライブ 『ハムレット』『お気に召すまま』が上映される。

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