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藤木直人がギター生演奏、石橋陽彩が生歌披露 映画『リメンバー・ミー』大阪舞台挨拶レポート
映画『リメンバー・ミー』の大阪舞台挨拶が3月5日に行われ、日本語吹替版の声優を務めた石橋陽彩さんと藤木直人さんが登場した。
ディズニー/ピクサー最新作となる本作は、明るくカラフルな“死者の国”を舞台に、時を越えた家族の絆を描いたファンタジー・アドベンチャー。主人公・ミゲル役を演じた石橋さんは「初挑戦ながらディズニー/ピクサーのすごい映画で主人公を担当させていただき光栄に思っています。最初の頃は緊張と不安でしかなかったのですが、スタッフさんのサポートや教えていただいたこともあり、今このステージに立たせていただいています」と、中学生とは思えぬ堂々としたコメントで回答。続いて、“死者の国”に迷い込んでしまったミゲルの頼りとなるガイコツ・ヘクター役の藤木さんは「ヘクターの“自分の娘に会いたい”という思いについて、自分にも子どもがいて共感するので、そこは核としてあります。でも最初の頃は、キャラクターが陽気でちょっとうさんくさい、よくわからない人物だったので(笑)、僕自身はうさんくさくもなければ陽気でもないためその人物像を演じるのは結構難しかったですね」と笑顔で振り返った。
当日に第90回アカデミー賞で長編アニメーション賞、主題歌賞のW受賞が発表されたことについて、石橋さんは「“わー”っと叫びたくなるような気持ちで嬉しさがこみ上げてきました。こんな賞を獲れる作品に参加させてもらえて、これからのイベントなどでちゃんとお客さんを感動させられるような歌を届けないとなとプレッシャーも感じています」と感想を述べた。舞台挨拶では、本作の鍵となる主題歌「リメンバ ー・ミー」を藤木さんのギター生演奏に合わせて石橋さんが生歌を披露。会場には涙を浮かべる人も見られ、会場一体が感動に包まれた。抜群の歌唱力を見せつけた石橋さんは「歌っている途中に藤木さんと目が合ったことで緊張がほぐれて、気持ちよく歌えたかなと思います!」とにっこり。藤木さんは「元々、高校2年生の時にギターに出会ってギタリストになりたいと思ったのをきっかけにこの世界に入ったので、こんな素晴らしい歌声のバックでギター弾けてギタリスト冥利に尽きますね」と話し、楽譜については「いわゆる耳コピ。僕のバンドのギタリストが(笑)」とオチをつけ笑いを誘った。
最後に、「本当にこの映画は家族の想いが伝わってくる熱い映画となっていますので、ぜひ大切な人や家族全員で一緒に観ていただきたいです!(石橋)」「小さなお子さんだけでなく、大人の方にもぜひ見てもらいたい。すごく感動できる映画です。なかなかスポット映像だけでは伝わらない世界観だと思いますので、今日観ていただいたみなさんがネタバレしない程度にいろんな方に紹介していただけると嬉しいです(藤木)」とそれぞれアピールし、締めくくった。
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