大道芸人気分で手回しオルガンに挑戦

六甲オルゴールミュージアム　特集コンサート『ストリート・オルガン・フェスティバル』

　六甲オルゴールミュージアム（神戸市灘区）では3月16日より、特集コンサート『ストリート・オルガン・フェスティバル〜手回しオルガンを演奏しよう！〜』が開催される。5月10日まで。

　ヨーロッパではクリスマスと並ぶほどの一大イベント、キリスト教の祭日「イースター（復活祭）」にちなんで企画。ヨーロッパの祭りでは欠かせない手回しオルガンは、古くから大道芸のBGMとしても親しまれ、大道芸人が演奏する自動演奏オルガンは“ストリート・オルガン”と呼ばれているという。

　今回は、ドイツやオランダで作られた手回しオルガンを使用し、オペラ『天国と地獄』の「フレンチカンカンのギャロップ」、J・E・ヨナッソンが1913年に作曲した「かっこうワルツ」、映画『となりのトトロ』の「となりのトトロ」、「ディズニー・ファンタジー・メドレー」などを演奏。情緒豊かなオルガンの音色が、陽気で楽しい気持ちをより一層盛り上げてくれるという。同イベントのために特別出展されるオルガンや自動人形が登場するほか、実際に手回しオルガンの演奏に参加することもできる。

　また、同館では館内に隠されたヒントを見つけながらイースターに関するクイズに答えていくと“イースターチョコレート”がもらえる「イースターエッグハントクイズ」（3月16日〜4月8日）や、繊細な技術で装飾されたエッグアート作品の展示（3月16日〜5月10日）、日本エッグアート協会講師指導のもとエッグアートで宝石箱を作るワークショップ（4月17日／要予約）も開催予定。

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