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映画『blank13』大阪舞台挨拶 高橋一生「くっきーさんの役はアドリブだったので恐怖でした」

 俳優・齊藤工さんの長編初監督作品『blank13』の大阪舞台挨拶が2月17日に開催された。人気絶頂の俳優・高橋一生さんが登壇するとあって、約450席のチケットは即完売、約6000人の応募があったという。高橋さんが姿を現すと、客席からは悲鳴に似た黄色い歓声が飛び交い、同時に大きな拍手が沸き上がった。

 本作は、13年間消息不明だった父と家族の物語をユーモアを交えながら独自の世界観で描いた家族の物語。高橋さんが演じる主人公・コウジが幼少時に甲子園を目指していたことにちなみ、子どもの頃の夢を問われると「考古学をやりたかった」と意外な回答。ピラミッドの中が観光地となっていることに触れ、「ピラミッドの中にゴミ箱が置かれているらしいんですけど、観光客の方が捨てたバナナの皮が異様なまでに腐らないんですって。湿度環境などが関係しているそうなんですが、それを子どもの頃に知ってすごく気になって、安易かもしれないですけど考古学をやりたいなと。僕の中で吉村作治さんは謎を解き明かしていくヒーローです(笑)」と説明した。

 作中では齊藤監督のオファーの元、多くの俳優たちが集まり彼らの多彩でユーモア溢れる演技が本作の魅力を引き出している。高橋さんは、その中でもひときわ存在感を放っていたのはお笑い芸人・野生爆弾のくっきーだと話し、初対面にも関わらず東京から2時間離れた撮影現場でくっきーからいきなり「車を貸してほしい」と言われ、本気なのか冗談なのか分からず怖かったというエピソードを披露。「撮影中も面白いし狂気だし…くっきーさんの役はアドリブだったので何をするんだろう、どうしよう…と恐怖でした(笑)」と撮影を振り返った。今後、共演してみたいお笑い芸人を問われると「原西さん!」と即答。「本当に大好きなんです!休憩をはさんでもらってもいいので、ずっと見ていたいです!」とラブコールを送った。

 撮影などの仕事でよく関西に訪れるという高橋さんは、「鶴橋で共演者の方たちとご飯に行っていたら、いきなり『一生さん!』と声をかけられて小柄なおばさまだったんですけどグッ!って力強く袖を引っ張られ、その後、握手をして…あまりの握手の強さに(体が180 度)グリン!ってなりました(笑)」と会場の笑いを誘い、「人が温かくて嬉しいなと…」と笑顔を見せた。MCが「それではそろそろお時間が…」と話しはじめると、すかさず観客からは息を合わせたかのような「えー!」という惜しむ声が。こんなことを言われたのは初めてだと興奮気味の高橋さんは「客席側に行って一緒に『えー!』って言いたい…」とコメントするなり、いきなり壇上から飛び降りて客席の一列目に着席し『えー!』と叫ぶと、そのまさかの行動に会場は歓喜の渦に包まれた。最後に「齊藤監督をはじめとして、皆さんに観て欲しいと思って皆で作った作品。この映画館の暗い空間でしか繋がれない何かがあると思います。この作品を観ていただけて映画的な世界を皆さんと共有できて本当に良かったです。それぞれの中に家族との関係性など、感じた何かを持って帰っていただければ」と作品に込めた想いを語り、舞台挨拶を締めくくった。

 映画『blank13』は2月24日より全国にて公開される。

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Kiss PRESS編集部:松田

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