追う者、逃げる者、魂の出会い。

映画『マンハント』Cinema KOBEで上映　神戸市兵庫区

　無実の罪を着せられた弁護士と彼を執拗に追う孤高の刑事、運命を激しく交錯させる男たちの事件の裏に秘められた真実を描く『マンハント』がCinema KOBE（神戸市兵庫区）で上映される。期間は6月30日から7月6日まで。

　アクション映画の巨匠ジョン・ウー監督の新たな観点とアジア映画界が誇るスタッフ・キャストにより、1976年に高倉健主演で公開された『追捕』の原作『君よ憤怒の河を渉れ』（西村寿行）を40年の時を経て再映画化。

＜ストーリー＞国際弁護士ドゥ・チウ（チャン・ハンユー）がパーティの翌朝目を覚ますと、女の死体が横たわっていた。現場には自身の指紋が付いたナイフが置かれるなど突如として殺人事件の被疑者になってしまった彼は、何者かにハメられたことに気づき、その場から逃走する。そんなドゥ・チウを大阪府警の敏腕刑事・矢村（福山雅治）は、新人の部下・里香（桜庭ななみ）とともに独自の捜査で追っていく。鍵を握るのは謎の美女・真由美（チー・ウェイ）。矢村はドゥ・チウに近づくほど、この事件に違和感を覚え始め、次第に見解を変えていく。そしてついにドゥ・チウを捕まえることに成功するが、彼の無実を確信した矢村は警察への引き渡しをやめ、共に真実の追及を決意。やがて、2人には身分や国籍を超えた“強く熱い絆”が芽生えていく。果たして、事件の裏にはどんな陰謀が隠されているのか—。

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