売り上げは留学生支援に

『第21回 六甲奨学基金のための古本市』神戸市灘区

　3月15日から5月15日まで、神戸学生青年センター（神戸市灘区）で『第21回 六甲奨学基金のための古本市』が開催される。

　阪神・淡路大震災時の被災留学生支援活動をきっかけに発足した「六甲奨学基金」は、兵庫県下の留学生への奨学金の支給や、留学生・家族などを対象にした日本語ボランティア教室の資金として使われている。尚、活動は震災時の支援金残高と募金によってまかなわれており、この古本市も募金活動の一環として1998年からスタートした。寄付によって集まった単行本・文庫・新書・児童書・絵本・辞書など様々なジャンルの古本が、1冊100～300円で本棚に並ぶ。昨年は約2万8900冊、約347万円を販売した。

　3月1日から31日まで、センターに直接持参もしくは郵送にて、古本の寄付を募っている。

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