新春を寿ぐにふさわしい「福の神」展

白鹿記念酒蔵博物館『堀内ゑびすコレクション 福あつめ』　西宮市

　西宮市の白鹿記念酒造博物館の記念館で『堀内ゑびすコレクション 福あつめ』が開催されている。期間は来年1月11日まで。

　「堀内ゑびすコレクション」は、西宮で生まれ育ち、医学博士の傍ら郷土史家としても活躍した、故・堀内泠（きよし）さんが長年かけて収集したコレクションで、主にえびす神を代表する福の神に関するものや郷土史、風俗風習等の資料で構成されている。今回はそのコレクションの中から、西宮神社の祭典「十日えびす」に合わせて、福の神をテーマにした展示のほか、酒造家である辰馬家で飾られてきた吉祥あふれる作品も紹介。さらに、1月6日には担当学芸員によるミュージアムトークが行われる。

　また、同館酒資料室では、全国でも最も優秀とされる丹波杜氏について紹介する「丹波杜氏の酒造り」が、同館笹部さくら資料室では「笹部さんの年賀状とおめでたいもの」が同時開催される。

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