山あいの景色を彩る優しい光

『淡路島 竹灯籠～晩秋から初冬のあかり～』　淡路市

　淡路市の5地区の遺跡や棚田などで、竹灯篭の柔らかな光を楽しむイベント『淡路島 竹灯籠～晩秋から初冬のあかり～』が行われる。

　昨年、地域再生に取組む淡路市の5地域が連携して初めて行われ、好評だったため2回目の実施となる。集落に生えている竹を伐採して作った竹灯篭の明かりと、各地区ごとに地域資源を活かした催しを楽しむことができる。

　弥生時代の鍛冶遺跡として知られる「五斗長垣内（ごっさかいと）遺跡」では、新米などの特産品が販売される「五斗長 収穫祭」（11月5日）の前夜祭として実施。復元された当時の住居跡を竹灯籠のあかりが照らし、古代の雰囲気を堪能することができる。また淡路島西国三十三ヶ所霊場の古刹・鷲峰寺（じゅうぶじ）では、摩耶展望所へと続く参道を竹灯籠で照らす。

　そのほか、棚田や紅葉といった自然の景色を竹灯篭の明かりが演出し、幻想的な雰囲気を堪能できる。

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