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サッカー天皇杯 神戸が延長戦の末PK戦を制し17年ぶりの準決勝進出

 サッカーの第97回天皇杯全日本選手権は25日、準々決勝のヴィッセル神戸対鹿島アントラーズが神戸ユニバー記念競技場(神戸市須磨区)で行われ、神戸がPK戦の末に前回覇者の鹿島を下してベスト4へコマを進めた。

 大会2連覇を狙った鹿島は63分、左コーナーキックの流れから小笠原満男選手がペナルティーエリア内の昌子源選手へパスを送ると、受けた昌子選手が右足で先制点を決めた。

 追いかける展開となった神戸は、73分にルーカス・ポドルスキ選手がペナルティーエリアの手前からループシュートを放つが、GKクォン・スンテ選手がセーブ。直後には、藤田直之選手の右コーナキックを中央の渡部博文選手がヘディングシュート、これは遠藤康選手がブロックしこぼれ球をGKクォン・スンテがキャッチした。スコアが動いたのは後半のアディショナルタイム。ポドルスキ選手がドリブルで仕掛け左からクロスを上げると、中央のハーフナー・マイク選手がヒールで押し込みゴール、神戸が土壇場で同点に追い付いた。

 試合は1-1のまま延長戦でも決着がつかずPK戦へ。鹿島の3人目、中村充孝選手のゴール中央へのシュートをGKキム・スンギュ選手が左手1本でセーブ。神戸は5人全員が成功しPK戦5対4で勝利、17大会ぶりの4強入りを決めた。

 同点弾を挙げたハーフナー・マイク選手は「今日勝ったことで最後までいきたいと思います。次もしっかりチーム全員で勝利を掴みたい」と意気込みを述べた。準決勝は12月23日に行われ、神戸はC大阪と対戦する。

写真

詳細情報

準決勝
2017年12月23日(土)/13:00
ヴィッセル神戸vs.セレッソ大阪
(ヤンマースタジアム長居)
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Kiss PRESS編集部

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