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直筆原稿なども展示
没後20年司馬遼太郎展『21世紀”未来の街角”で』 姫路市
大河ドラマ『竜馬がゆく』をはじめ、作品が数多く映像化されていることでも知られる作家・司馬遼太郎さん(1923~96)の没後20年を記念する展覧会『21世紀”未来の街角”で』が10月21日、姫路文学館で始まる。12月10日まで。
司馬さんは、第42回直木賞を受賞した『梟の城』、『風神の門』といった忍者を主人公に据えた大衆小説から、幕末の風雲児・坂本竜馬を中心に維新志士の青春群像を描いた『竜馬がゆく』などの歴史小説、紀行集『街道をゆく』をはじめとするエッセーに至るまで、多くの作品を残している。今回の展示では、自筆原稿や小説の挿絵、関連する歴史資料などを紹介。作品が並ぶ展覧会場を、司馬さんが夢想した“未来の街角”と位置付け、戦国時代に躍動する人々の生き様から歴史を描く「16世紀の街角」、有名無名の人を通して近代国家へと大きくうねる時代を俯瞰する「19世紀の街角」、歴史と風土を踏まえつつ日本という国のあり方を標榜した「21世紀の街角」―の3部から構成する。
関連イベントとして、東大阪市にある司馬遼太郎記念館・館長の上村洋行さんによる記念講演会(10月21日)や、音訳ボランティアグループ「サークルさえずり」による作品の朗読会(11月23日)なども企画されている。
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詳細情報
- 開催期間
- 2017年10月21日(土)〜12月10日(日)
- 時間
- 10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで - 場所
- 姫路文学館
GoogleMapで探す - 入館料
- 一般700円、大学・高校生400円、中学・小学生200円
- 休館日
- 毎週月曜日、11月24日
- 問い合わせ
- 姫路文学館
TEL 079-293-8228
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