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実際に使用された茶道具や自筆の書などを展示
香雪美術館『利休と剣仲 千利休と藪内剣仲ー侘数寄の心』 神戸市東灘区
神戸市東灘区の香雪美術館で現在、『利休と剣仲 千利休と藪内剣仲ー侘数寄の心』が開催されている。期間は12月17日まで。
堺の町衆であった千利休と藪内流初代藪内剣仲(やぶのうちけんちゅう)は、共に武野紹鴎門下で侘茶を学んだ。剣仲は、1596年に紹鴎から「紹」の一字を頂き「紹智」と名乗り、大徳寺の春屋和尚に参禅して「剣仲」の道号を授かる。そして利休の媒酌によって古田織部の妹を妻とし、紹鴎亡き後、兄弟子である利休から相伝とともに茶室「雲脚」を、織部からは茶室「燕庵」と露地・表門等を賜った。藪内流は京都西本願寺とゆかりがあり、その茶法は書院風の古格を今に伝えている。
同展では、茶室「雲脚」に贈られた扁額や、「燕庵井戸」と呼ばれる茶碗、『南方録』に紹鴎忌の茶会に使用されたとある「漢作唐物 利休丸壷茶入」など、多彩な伝来を持つ作品とその背景にみえる2人の深い交流が紹介されている。また会期中の毎週土曜日には学芸員によるギャラリートークも実施。
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詳細情報
- 開催期間
- 2017年10月7日(土)~12月17日(日)
※月曜(祝日の場合は翌日)休館 - 時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 香雪美術館
(神戸市東灘区御影郡家2-12-1)
GoogleMapで探す - アクセス
- 阪急「御影駅」徒歩約5分
- 入館料
- 一般700(550) 円、高・大学生450(350)円、中学生以下無料
※( )内は20人以上の団体料金 - 関連イベント
- 「ギャラリートーク」
開催日 会期中の毎週土曜日
※但し11月25日は除く
時間 14:00~
参加費 無料 ※別途要入館料 - 問い合わせ
- 香雪美術館
TEL 078-841-0652
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