東西の名品、珠玉のコレクション

神戸市立博物館『ボストン美術館の至宝展』　神戸市中央区

　神戸市立博物館（神戸市中央区）で10月28日から来年2月4日まで、特別展『ボストン美術館の至宝展 ー東西の名品、珠玉のコレクション』が開催される。

　ボストン美術館のコレクションを紹介する展覧会はこれまでも開催されてきたが、フランス絵画やエジプト美術、日本美術など幅広い内容を総合的に取り扱う展覧会は、日本では約40年ぶり。同展では、古代エジプト美術の「ツタンカーメン王頭部像」をはじめ、ゴッホが描いた「郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン」、モネの「睡蓮」、英一蝶による仏画の大作「涅槃図」、アンディ・ウォーホルの作品などボストン美術館が所蔵する約50万点の中から選りすぐった80点が展示されるほか、コレクションの形成に寄与したコレクターやスポンサーの活動にも光を当てる。また会期中には、記念講演会や学芸員による展示解説、ミュージアム講座、親子鑑賞会も行われる。

【記念講演会】
「皇帝の絵画　ボストン美術館所蔵の中国名画」
開催日時 2017年12月16日（土）14:00～15:30
講師 板倉聖哲（東京大学東洋文化研究所　教授）

「コレクターとコレクション―ボストン美術館の日本・中国美術」
開催日時 2018年1月13日（土）14:00～15:30
講師 石沢俊（神戸市立博物館 学芸員）

場所 神戸市立博物館 地階講堂
定員 当日先着160人
※聴講無料（ただし、本展観覧券が必要。当日13時から講堂前で入場整理券を配布）

【イブニングレクチャー】
開催日時 会期中の毎週土曜 17:00～17:30
場所 神戸市立博物館 地階講堂
定員 当日先着160人
※聴講無料（ただし、本展観覧券が必要。当日13時から講堂前で入場整理券を配布）

そのほかのイベントは公式サイトから

詳細情報