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チェ・ゲバラの“意志”を継いだ男
映画『エルネスト』
50年前、キューバ革命の英雄「エルネスト・チェ・ゲバラ」に“エルネスト”と名付けられ行動をともにした日系人の生涯を描いた、日本とキューバの合作映画『エルネスト』が10月6日より公開される。ゲバラがボリビア戦線で命を落としてから没後50年のメモリアルイヤーである今年、二人の“エルネスト”が甦る—。
<ストーリー>1959年7月24日、外務省の中南米課のもとに日本を訪問していたエルネスト・チェ・ゲバラ(ホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ)らが急遽、広島へ向かったという連絡が入る。ほとんどの記者が興味を示さずにいたが、唯一地元の中国新聞社・森記者(永山絢斗)は取材に同行。原爆ドームや原爆資料館などを訪れたゲバラは「君たちは、アメリカにこんなひどい目に遭わされて、どうして怒らないんだ」と感想を述べていた。それから数年後の1962年、日系二世として生まれたフレディ前村(オダギリジョー)は、愛する祖国ボリビアのために医者になることを決意し、キューバの国立ハバナ大学へと留学する。そしてキューバ危機のさなかにチェ・ゲバラと出会い、彼の“意志”に共感し、ゲバラの部隊に参加。やがてボリビア軍事政権へと立ち向かっていく—。
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詳細情報
- タイトル
- 『エルネスト』
- 公開日
- 2017年10月6日(金)
※宝塚シネ・ピピアは順次公開 - 脚本・監督
- 阪本順治
- 出演
- オダギリ ジョー、ホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ、永山絢斗 ほか
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