ずっと、伝えたかった…

【舞台挨拶付き先行上映会あり】映画『望郷』

　ミステリー作家・湊かなえのベストセラーを原作に映画化した『望郷』が元町映画館（神戸市中央区）にて上映される。上映期間は10月7日から20日まで、9月30日には大東駿介、菊地健雄監督による舞台挨拶付き先行上映会が実施される。家に縛られた娘と亡き父に後悔をもつ息子、 ある島で起こるふたつの親子が織りなす感動のミステリー。

＜ストーリー＞古い仕来りを重んじる家庭に育った夢都子（貫地谷しほり）は、故郷に縛られ生活をしていた。幼いころから本土にある“ドリームランド”に憧れるが、それは祖母や母（木村多江）のもとで暮らす彼女にとって叶わない“自由”だった。月日は流れ、結婚をして幸せな家庭を築いた夢都子は、ドリームランドが今年で閉園になるという話を耳にする。憧れの場所がなくなる前に、彼女はずっと抱えてきた想いを語り始める—。一方、航（大東駿介）は転任のため9年ぶりに本土から故郷に戻る。そんな航のもとにある日、亡き父（緒形直人）の教え子だと名乗る畑野（浜野謙太）が訪問してくる。彼は、航が知らなかった教師としての父の姿を語り出し、父親のことを誤解していたことを知るが—。

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