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新設の演芸場の名称が「神戸・新開地 喜楽館(きらくかん)」に決定、寄付金の協力を募る
神戸市兵庫区・新開地に建設中の演芸場の名称が「神戸・新開地 喜楽館(きらくかん)」に決定し、8月16日に開催された着工式で発表された。
新開地はかつて多くの芝居小屋や映画館で賑わっていたが現在は大衆演劇の新開地劇場と映画館を残すのみとなっており、当時の活気を取り戻すべく上方落語の定席となる演芸場の建設が計画された。「神戸新開地演芸場」を仮称としていた同施設は5月末まで名称の募集を行っていたが、1000通を超える応募の中から上方落語協会の桂文枝会長が特に強く推した「喜楽館」に名称を決定。「皆さんが“喜楽(きらく)”に演芸場に足を運んでもらえるように」という意味が込められており、「館」の文字は1978年まで新開地に存在したレジャー施設「聚楽館(しゅうらくかん)」を由来としている。オープンは2018年の夏を予定しており、オープン後は毎日落語や演芸などの催しが行われるという。
また、新開地まちづくりNPOは同施設のための寄付金の協力を呼びかけている。寄付金は同施設が神戸の名所となるような外観・空間づくり、伝統芸能の公演のために必要な各種道具、開設後の運営費用などのために使用され、寄付を行った人は「一口館長」として施設内の芳名板に氏名や会社名等が記載される予定。
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詳細情報
- 計画地
- 神戸市兵庫区新開地2丁目商店街本通りに面した敷地 約500㎡
- 規模
- 2階建て客席数約200席
- 整備費
- 約2億7千万円(関連費用を含むと3億1千万円)
- 運営
- 落語中心の定席公演と貸館で運営
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