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神戸国際松竹では解説付き上映も
月イチ歌舞伎『喜撰/棒しばり』『四谷怪談』
HD高性能カメラで撮影した歌舞伎の舞台公演を映画館でデジタル上映する「月イチ歌舞伎」の8月開催『喜撰(きせん)/棒しばり』が神戸国際松竹(神戸市中央区)とMOVIXあまがさき(尼崎市)で、8月12日から18日まで上映される。
”美”と“臨場感”にこだわった映像で、まるで生で歌舞伎を観ているかのような感覚で楽しめるという「シネマ歌舞伎」の毎月異なる作品を上映する人気企画。8月の上映作品『喜撰/棒しばり』は、華やぎと笑い溢れる舞踊の名手・坂東三津五郎出演、桜満開の京都を舞台にした粋で華やかな変化舞踊『喜撰』と、中村勘三郎・三津五郎の名コンビが繰り広げる軽やかで可笑しみ溢れる人気舞踊『棒しばり』の2本立てで上映される。また、神戸国際松竹では8月18日に「関西・歌舞伎を愛する会 大向初音会」を講師に招き、解説付き上映を実施。歌舞伎の初心者でも分かりやすく、観るべきポイントやあらすじを説明するという。
9月(9月30日〜10月20日)は、落語や映画、小説など様々なジャンルで描かれてきた四世鶴屋南北の代表作が題材のNEWシネマ歌舞伎『四谷怪談(よつやかいだん)』を上映。刹那的に己の欲に生きる伊右衛門(中村獅童)、直助権兵衛(中村勘九郎)、男たちに翻弄され哀しき運命を辿るお袖(中村七之助)そして怨みをつのらせ亡霊となって復讐するお岩(中村扇雀)、彼らの本能と欲が渦巻く混沌たる物語が展開される。シネマ歌舞伎版では、コクーン歌舞伎が醸し出す芝居小屋の臨場感を様々な視点で切り取り映像化されたという。
詳細情報
- 開催期間
- 〈8月〉『喜撰/棒しばり』77分
期間 2017年8月12日(土)〜18日(金)
※『棒しばり』はアナログ作品をHD化して上映
〈9月〉『四谷怪談』118分
期間 2017年9月30日(土)〜10月20日(金) - 劇場(兵庫県内)
- ・神戸国際松竹
神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館11F
TEL 078-230-3580
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・MOVIXあまがさき
尼崎市潮江1-3-1 あまがさきキューズモール4F
TEL 06-4960-7500
GoogleMapで探す - 料金
- 一般 2,100円、小人 1,500円
※劇場窓口で各上映日2日前より販売
※インターネットでは各上映日3日前より販売
※特別鑑賞ムビチケカード3枚セットも販売中(5,400円/鑑賞前日までに購入)
※すべて税込 - 解説付き上映
- 『喜撰/棒しばり』
日時 2017年8月18日(金)14:00〜
講師 関西・歌舞伎を愛する会 大向初音会
劇場 神戸国際松竹
問い合わせ TEL 078-230-3580