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物を大事にしてきた日本人の文化を辿る
神戸市埋蔵文化財センター夏季企画展『“もったいない”の文化』 神戸市西区
神戸市西区の神戸市埋蔵文化財センターで現在、夏季企画展『“もったいない”の文化』が開催されている。期間は9月3日まで。
遺跡を発掘調査して出土する遺物の多くは、昔の人がゴミとして捨てたものだが、遺物の中には、壊れたところを修理するなど、再利用したものも見られるという。今回の展示では、考古資料に見られる驚きの補修や再利用を見ていくことで、物を大事にしてきた日本人の歴史を辿る。不要になった土器や陶磁器が見られる「ゴミとして捨てられたもの」、京都の屋敷の屋根から福原京へ運ばれてきた瓦などが紹介されている「そのまま再利用」、ひび割れをひもで結んで修理した縄文土器などを展示する「修理して使う」、物のもつ形状や材質に着目し、本来の使用方法以外の用途に使ったものが見られる「別の用途に使う」、神戸市で取り組まれている3R(リデュース・リユース・リサイクル)を紹介する「現代のリサイクル」の5つのテーマで構成されている。
また8月5日には講演会、8月27日には学芸員による展示解説と普段公開していない部分を見ることができるバックヤードツアーも行われる。
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詳細情報
- 開催期間
- 2017年7月15日(土)~9月3日(日)
- 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 神戸市埋蔵文化財センター 企画展示室
(神戸市西区糀台6丁目1 西神中央公園内)
GoogleMapで探す - アクセス
- 神戸市営地下鉄「西神中央駅」から南へ徒歩8分
- 入館料
- 無料
- 関連イベント
- ・講演会「遺跡から見た“もったいない”の文化」
開催日 2017年8月5日(土)
時間 14:00~15:30
申し込み不要、先着120人
・学芸員による展示解説とバックヤードツアー
開催日 2017年8月27日(日)
時間 (1)10:30~11:30(2)14:00~15:00
申し込み不要、先着30人 - 問い合わせ
- TEL 078-992-0656
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