多彩な催しで夏山を満喫

『六甲山・摩耶山の山あそび』　神戸市灘区

　市街地に比べて5～6℃気温が低く、避暑地として昔から親しまれている六甲山と摩耶山で、山上に足を運ぶきっかけづくりになればと、イベント企画『六甲山・摩耶山の山あそび』が開かれている。国民の祝日「山の日（8月11日）」にちなんで行われており、7月中旬から9月中旬にかけて多彩なイベントが次々と開催される。

　真夏でも30℃を超えることがない六甲高山植物園の樹林区で、コーヒー片手にハンモックに揺られ、やすらぎのひとときを演出する「大人の夏休み～ブナカフェ～」（8月5日～27日の土日祝など）や、六甲山スノーパークの製氷機で造る“雪の広場”で夏の雪遊びを楽しめる「第39回 真夏の雪まつり」（8月31日までの毎日、9月2日～10日の土日）。盆踊りや、竹灯籠で先祖の霊を供養する「萬燈会（まんとうえ）」などが行われる摩耶山天上寺の「四万六千日大祭」（8月8日）など、山上の21施設を舞台に、夏山の豊かな自然を感じられる催しが目白押しとなっている。

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