よい夢を—

映画『甘き人生』

　イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ監督がベストセラー小説を映画化した『甘き人生』が8月19日より、シネ・リーブル神戸（神戸市中央区）にて公開される。

＜ストーリー＞1969年、トリノ。9歳の少年マッシモの前から、ある日突然母親が姿を消す。彼は母親は天国へ行ったと聞かされるもその不可解な事件を受け入れられず、喪失感に苛まれていた。数十年後、ローマで腕利きのジャーナリストとして活躍するマッシモ（ヴァレリオ・マスタンドレア）だが、心の傷は今もなお癒せず夢の中を生きているような生活を送っていた。しかし、パニック障害を起こし駆け込んだ病院で女医・エリーザ（ベレニス・ベジョ）と出会い、次第に心を解きはじめる—。

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