現代美術作家が見せる生命あるものたちの世界観

『山口謙二と水琴窟展 Tree of life -太古への記憶 地・水・風・樹』　赤穂市

　『山口謙二と水琴窟展 Tree of life -太古への記憶 地・水・風・樹』が、赤穂市御崎の「雲火焼展示館 桃井ミュージアム」で開催されている。9月4日まで。入館無料。

　国内外で数々の個展を開いている現代美術作家・山口謙二さんが、「Tree of life -太古への記憶 地・水・風・樹」をテーマに、生命あるものたちの世界観を表現したアクリル画や鉛筆画約70点を展示。また、同館入り口横に据えられている水琴窟（すいきんくつ）などの周りに、ワイヤーアートでガーデンオブジェが施されている。さらに、8月20日と27日に窓ガラスアートの制作実演、9月3日にたつの市のピアニスト・臼井洋志さんとのコラボレーションを実施。コラボレーションでは、臼井さんの演奏に合わせて山口さんが特殊用紙に水でペイントを施し、「音楽と出会った瞬間、共に消えていく絵」を通して一期一会の感動を伝える。

【山口謙二さん　プロフィール】
1985年　大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻卒業
2005年　第27回姫路市芸術文化賞「芸術賞」受賞
2011年　KIAF2011 出品（韓国）
2013年　ART SANTAFE 出品（アメリカ）　ほか個展多数

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