ヒアリ・アカカミアリと在来種の見分け方を解説

兵庫県立人と自然の博物館 緊急速報展『ヒアリとアカカミアリ』　三田市

　兵庫県立人と自然の博物館（三田市）で緊急速報展『ヒアリとアカカミアリ』が9月3日まで開催されている。

　5月に中国・広州市の南沙港から尼崎市に到着した貨物船に載っていたコンテナから初めて発見されたヒアリは、日本在来の生物に影響を与えたり、人の生命・身体、農林水産業に被害を与えたりする特定外来生物に指定されている。その後の緊急調査により神戸港でもヒアリとアカカミアリが確認された。
　
　ヒアリとアカカミアリは攻撃性が高く、人が刺されると非常に激しい痛みがあり、アレルギー反応を引き起こすこともあるという。こうした被害を未然に防ぐための啓発の一環として同展では、ヒアリやアカカミアリの標本を展示し、在来種との見分け方などをパネルで紹介する。

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