想像力に溢れたオバケ浮世絵が勢揃い。館内にオバケ屋敷も登場

夏季特別展『オバケ絵大博覧会』明石市立文化博物館

　7月22日から9月3日までの期間、明石市立文化博物館では夏季特別展『オバケ絵大博覧会』が開催される。

　江戸時代、人々は闇の中で起こる奇怪な出来事に対して様々な魑魅魍魎（ちみもうりょう）を見出し、歌舞伎や小説、そして浮世絵の題材としても幽霊や妖怪を盛んに取り上げていた。同展では、背筋の凍る恐怖とユーモアを織り交ぜて豊かな想像力で描き出された幽霊・妖怪の浮世絵が約120点集合。葛飾北斎の描く「百物語」や、巨大な骸骨が迫力たっぷりに描かれた歌川国芳の「相馬の古内裏・滝夜叉姫と大骸骨」など、江戸時代に活躍した数々の絵師たちが描いた怪異の作品を見ることができる。

　また、期間中は館内にオバケ屋敷が登場するほか、夜間開館も実施。12日の夜間開館では肝試し大会も行われ、夏らしい恐怖体験を楽しむことができる。さらに、工作のワークショップやギャラリートーク、あかし市民図書館とのコラボイベントなども実施予定。

◆「としょかん・ぶんぱく夏フェス2017～オバケvs深海魚 君はどちらの闇が好き?～」
（1）山本孝さんとオバケ屋敷をつくろう! ※参加費無料
日時 7月22日（土）13:00～16:00
場所 明石市立文化博物館
講師 山本 孝（絵本作家）
定員 20人（要事前申込み・応募者多数の場合は抽選）

（2）とびでてびっくり?!深海魚オバケをつくろう ※参加費無料　
日時 7月29日（土）11:00～12:00
会場 あかし市民図書館
定員 10人

（3）オバケぞろぞろ大集合!明石版『百鬼夜行』をつくってみよう ※参加費無料、当日参加自由　
日時 8月5日（土）13:00～16:00
会場 明石市立文化博物館
あかし市民図書館のスタッフの怖い話、文化博物館学芸員のオバケの話を聞き、
イメージしたオバケを描いてひとつの大きな巻物にする催し

（4）深海魚ぞろぞろ大集合!明石版『3D深海獣戯画』をつくってみよう ※参加費無料
日時 8月11日（金・祝）12:00～16:00
講師 山本 孝（絵本作家）
会場 あかし市民広場
定員 80人

（5）オバケvs深海魚 コスチュームをつくってバトル&みんなでファッションショー ※参加費無料
日時 8月12日（土）13:00～16:00
講師 山本 孝（絵本作家）
会場 あかし市民広場
定員 80人

※いずれも小学生以上対象（幼児は保護者同伴）
（1）（3）については明石市立文化博物館（TEL 078-918-5400）に、
（2）（4）（5）はあかし市民図書館（TEL 078-918-5800）に問い合せ・申し込み

◆そのほか関連イベント
（6）宿題お助け？「オバケうちわ」をつくろう　
日時 8月27日（日）13:30～
定員 20人（要事前申込み・応募者多数の場合は抽選）
材料費 100円

（7）学芸員によるギャラリートーク　※当日参加自由　
日時 7月29日（土）、8月12日（土）、26日（土）いずれも14:00～


（8）オバケ・デ（ル）・ナイト（夜間開館）　※当日参加自由　
日時 8月12日（土）、19日（土）、26日（土）　～20:00
※19日、26日は夜間ギャラリートークも開催（19:00～）

（9）真・オバケ屋敷（夜間開館中・肝試し大会）　※当日参加自由
日時 8月12日（土）19:00～

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