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採った人、整理した人、研究した人、色々な人の思いが詰まった植物標本
人と自然の博物館 開館25周年記念ミニ企画展『黒崎先生が選ぶ、拡大して眺める頌栄標本25選』 三田市
兵庫県立人と自然の博物館(三田市弥生が丘)で、開館25周年記念ミニ企画展『黒崎先生が選ぶ、拡大して眺める頌栄(しょうえい)標本25選』が開催されている。7月2日まで。
頌栄短期大学の名誉教授で兵庫県立大学客員教授でもある、福岡誠行さんと黒崎史平さんが40年かけて作り上げた25万点の植物標本コレクションは、同定の正確さが評価され2012年人と自然の博物館に寄贈された。同展では、博物館開館25周年にちなみ、黒崎さんが頌栄標本の中から特に面白いエピソードを持つ25点を選出。1938年に三木市の女学生が採集し植物学者・牧野富太郎さんが命名したというシジミヘラオモダカや、記載から20年後に再発見されたオチフジなど、スキャンして拡大した写真にエピソードを添えて展示される。担当者は「ただの枯れ草、押し葉と思われがちですが、植物標本には採った人、整理した人、研究した人、色々な人の思いが詰まっています。その一端を感じてもらえたら」と話した。
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詳細情報
- 開催期間
- 2017年6月3日(土)~7月2日(日)
※月曜休館 - 時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 兵庫県立人と自然の博物館 3階オープンギャラリー
(三田市弥生が丘6丁目)
GoogleMapで探す - 入館料
- 大人200円、大学生150円、70歳以上100円、高校生以下無料
- 問い合わせ
- 兵庫県立人と自然の博物館
TEL 079-559-2001
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