間違いなんか、どこにもない。

映画『僕と世界の方程式』

　父の死をきっかけに心を閉ざしてしまった少年が数学の才能で自ら道を拓いていく姿を描いた『僕と世界の方程式』が元町映画館（神戸市中央区）にて7月1日から14日まで上映される。

＜ストーリー＞大好きだった父を事故で亡くし、母親や周囲に心を閉ざしてしまった少年ネイサン（エイサ・バターフィールド）。彼は他人とのコミュニケーションは苦手だったが、数学の理解力に関しては飛びぬけた才能を持っていた。母親のジュリー（サリー・ホーキンス）は、普通の学校には適応できない息子の才能を伸ばそうと数学教師マーティン（レイフ・スポール）に個人指導を依頼する。国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになったネイサンは、代表チームの台北合宿に参加することに。そこでライバルの中国チームの少女チャン・メイ（ジョー・ヤン）と出会い、彼女と共に学ぶ日々で数学一色だったネイサンの人生がカラフルに変わっていく。そして、数学オリンピック当日、ネイサンは人生最大の選択を迫られる—。

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