まるでミニチュア 神戸どうぶつ王国 アメリカビーバーの赤ちゃん公開中

神戸どうぶつ王国で5月18日に誕生したアメリカビーバーの赤ちゃんが公開され、人気を集めている。

　生まれて2週間ほどになる2頭のビーバーは体長20～25㎝程度ながら、親そっくりの平たい大きな尻尾を使って水槽内を器用に泳ぎ回る。この「ビーバークリーク」コーナーでは父親「ひかり」と母親「のんの」、昨年生まれた三つ子の兄弟が暮らしており、今回生まれた赤ちゃんを加えた7頭が展示されている。小さな前足で親や兄弟の体に捕まって一緒に泳いだり、木屑を使って遊ぶ姿に来場者からは「かわいい」の声が口々に上がった。

　現在は体重測定を毎日行っており、飼育員が軍手を使って赤ちゃんの体重を計る様子を近くから見ることもできる。この日の測定では1.1㎏と0.95㎏で、誕生時の500gに比べ2倍ほどの重さに成長したという。関西では見られる施設も限られているというビーバー、赤ちゃんを迎えた仲睦まじい家族に注目が集まりそうだ。

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