6月11日には活イカが堪能できる関連イベントも

香美町香住、夏の名物・シロイカの活き造り「活イカ」を25店舗で提供

　兵庫県の北部、日本海に面した美方郡香美町香住では、イカ漁の最盛期を迎える6月から8月まで、香住の港で水揚げされた生きたままのシロイカを活き造りにした「活（かつ）イカ」を25の飲食店や宿泊施設で提供する。

　イカはとてもデリケートな生き物で生きたまま水揚げするのは難しいとされていたが、1990年代半ばに佐賀県で初めて活き造りに成功。2002年からは香住でも提供されるようになり、観光客を中心に人気を博している。見た目にも美しい透き通った身はコリコリとした歯ごたえで噛むほどにほのかな甘みが感じられ、新鮮な活イカでしか味わえないイカ本来のおいしさが堪能できる。提供される店舗の詳細は、香美町のホームページにて掲載予定。

　また、6月11日には佐津海水浴場（美方郡香美町香住）にて、活イカづくしのイベント『初夏！ジオパークで食べるイカソーメン早食い大会』も開催される。地元民宿の主人が目の前で生きたままのイカをさばく活イカ料理の実演・試食（先着100人）のほか、細く切ったスルメイカ約100グラムを長さ40センチの箸で食べきるまでのタイムを競う「イカソーメン早食い大会」など小学生以上を対象にしたゲームも実施され、多くの“イカ好き”で賑わいをみせる。

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