舞台は昭和13年、激動の時代に翻弄されたある家族をおそった「悲劇」とは？

『誰モガ自分ヲ殺人犯ダト言フ。～昭和モダン激動トラウマ編～』　神戸市兵庫区

　神戸アートビレッジセンター（神戸市兵庫区）で6月30日から7月2日まで、劇場版ミステリー『誰モガ自分ヲ殺人犯ダト言フ。～昭和モダン激動トラウマ編～』が開催される。チケット予約はメール・FAXにて受付中。

　ミステリーテイスト溢れる作風と繊細な人間描写で注目を集める劇団「G-フォレスタ」が同センターで7年前に上演した作品を、昭和13年の激動の時代に実際に起こった事件を基に「昭和モダン激動トラウマ編」として装いも新たにリメイクした本作。殺人現場に居合わせた7人の男女が「自分が犯人だ」と主張する謎解きのスリリングさと、物語が進むにつれて明らかにされていく登場人物たちの事情が絡み合う人間ドラマが楽しめる。

＜ストーリー＞
1938年、あるじ（夫）を亡くした西洋館を守る母・緑利の誕生日のお祝いに、夫の弟、緑利の妹、長女、長男、次女夫婦らが集っていた。その日の深夜、コンサバトリー（サンルーム）で緑利が殺される。そこに佇む長女・朱里…。
翌朝、別件で警部と部下が現れる。死体が見つかるや否や「自分が犯人だ」と言い始める皆。折からの悪天候で、陸の孤島化するこの西洋館で何が起こっているのか？いったい誰が犯人なのか？
…少しずつ家族の哀しい過去が明らかになる…。

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