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映画『牯嶺街（クーリンチェ）少年殺人事件』元町映画館で上映

　『恐怖分子』『ヤンヤン 夏の想い出』などで知られるエドワード・ヤン監督が1991年に発表した台湾映画『牯嶺街（クーリンチェ）少年殺人事件』の4Kレストア・デジタルリマスター版が4月22日から5月19日まで、元町映画館（神戸市中央区）にて上映される。エドワード・ヤン監督の生誕70年、没後10年となる今年、2015年の釜山映画祭で発表された「アジア映画ベスト100」でベスト10入りも果たした伝説の傑作が25年ぶりに蘇る。

＜ストーリー＞1960年代初頭の台北。建国高校昼間部の受験に失敗して夜間部に通う小四（シャオスー）は、いつも不良グループ”小公園“に属する王茂（ワンマオ）や飛機（フェイジー）と一緒にいた。 小四はある日、小公園のボス、ハニーの彼女・小明（シャオミン）と保健室で偶然知り合う。ハニーは対立するグループのボスと小明を奪いあいになり、相手を殺してしまっていた。その後、ハニーが行方をくらませたため統制力を失った小公園は、中山堂を管理する父親の権力を笠に着た滑頭（ホアトウ）が幅を利かせていた。小四は小明への淡い恋心を抱くようになるが、ハニーが突然戻ってきたことをきっかけに、グループ同士の対立は激しさを増していく—。

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