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神戸のレトロ建築・御影公会堂 改修終え4月10日オープン 神戸市東灘区
昭和初期に建築された御影公会堂(神戸市東灘区)が1年間の改修工事を終え、4月10日にリニューアルオープンした。オムライスで知られる地下食堂も営業を再開。さらに、御影の歴史をたどる資料室や地元出身の柔道家・嘉納治五郎の記念コーナーも新設される。
1933年(昭和8年)の建設以来、神戸大空襲や阪神淡路大震災といった災禍も耐え抜き、永きにわたり市民に親しまれてきた御影公会堂。大ホールや会議室、食堂を備える3階建ての建物で、外壁のスクラッチ・タイルや窓周りの分厚い縁取り、船体をイメージさせるデザインなどの特徴を持つ。そのレトロな雰囲気が人気を集め、映画やテレビドラマの撮影にも使われてきた。
しかし築80年を超え、耐震性能が不足しているだけでなく、建物の傷みや設備の老朽化が進み、またバリアフリーへの対応が不十分となっていたため、2016年4月から耐震改修を含めた大規模な改修を実施。レンガの外観は建築当時の見た目に近づくよう再現され、バリアフリー対策としてエレベーターや多目的トイレ、スロープを設置、授乳室も設置されるなど、より利用しやすい施設へと生まれ変わった。ロビー・階段などの共用部分は開館時間内であればいつでも自由に見学可能、そのほか各部屋の見学や利用は要予約。
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詳細情報
- 施設名
- 神戸市立御影公会堂
- リニューアルオープン日
- 2017年4月10日(月)
- 場所
- 神戸市東灘区御影石町4-4-1
GoogleMapで探す - 開館時間
- 9:00~21:00(資料室・記念コーナーは17:00まで)
- 休館日
- 火曜日、年末年始
- TEL
- 078-841-2281
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