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神木隆之介、清原果耶、大友啓史監督が登壇 映画『3月のライオン』大阪舞台挨拶レポート

 2月28日、映画『3月のライオン』の大阪舞台挨拶がTOHOシネマズ梅田(大阪市北区)で行われ、主演の神木隆之介さん、清原果耶さん、大友啓史監督が登壇した。会場には1万8000通を超える応募総数の中から当選したという約350人が集まり、キャストが登場するなり大歓声に包まれた。

 本作は、『ハチミツとクローバー』で知られる羽海野チカの将棋を題材にした同名ベストセラーコミックの映画化で、親子・兄弟姉妹・友達・師弟…人と人を結ぶ愛を求めて魂がぶつかり合う感動のエンターテインメント。舞台挨拶では、神木さんが演じる桐山零に共感できたところや役作りの苦労を語るほか、共演者とのエピソードなど裏話も明かされた。

 映画『3月のライオン』は前編が3月18日、後編が4月22日より全国にて公開される。

 

—まずはご挨拶をお願いします。

【神木】もう、こんばんはの時間ですかね。皆さん、こんばんは!桐山零を演じました神木隆之介です。今日は来ていただきありがとうございます。(会場が)広いですね!本当に!入ってきた時びっくりしました。こんな素敵な場所で僕たちが一生懸命作った映画を皆さんに観ていただけるのは本当に幸せだなと思っております。
【清原】本日は劇場に足を運んでいただきありがとうございます。今日皆さんに観ていただけることを嬉しく思っています。最後までお楽しみください。よろしくお願いします。
【大友監督】どうもどうも!どうも!2人を見ていると保護者みたいな気分になって(笑)。そのくらい年が離れているんですよね。今日はありがとうございます!本当に早く観て欲しい作品だと思っていたので、今日まずは大阪でご覧いただけて嬉しいね!
【神木】嬉しいですね!(清原さんは)地元だもんね。
【清原】そうですね!

—先ほど、お仕事で大阪の高校に行かれていたとか?

【神木】楽しかったですね。僕は高校卒業して5・6年経つんですけど、パワーがすごかったですね。しかも明日が卒業式らしく、おめでたい時に行かせていただきました。

—神木さん、子どもの頃から“プロ”という似た境遇の「桐山零」を演じられてみていかがでしたか?

【神木】僕も小さい頃からお仕事させていただいていて、中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零の人生とちょっと似ているよねって監督から言われて、確かに考えてみるとそうだなってそこで初めて気づきました。小学生の時から現場に行く時に「あんたは1人の役者として現場に立て」「出来るっていうことは当たり前のことだからね」って親に言われていて。相手の役者さんも子どもだけど本番は1人の役者として見てくれている。相手の棋士の方も桐山零をプロとして本気で倒そうとしてくる、だから僕(桐山零)もプロとして立ち向かう、というその見られ方とか、共通しているものではないんですけど、共有できることはいっぱいありました。

—大友監督、似た境遇というのはやはりキャスティングの上で大きな要素だったのでしょうか?

【大友監督】俳優と役が重なる瞬間っていうのは、どこがどうっていうのは分からないんですけど、もしかしたら“演じる”以上のとんでもない何かが生まれて、映像に残る可能性がある。その可能性っていうのはいつもキャスティングする時に意識していて、俳優さんのプロフィールなどを考えながら決めていますね。今回は神木くんと零くんのプロフィールが僕の中でズバズバ重なって。神木くんとは『るろうに剣心』でも一緒だったので次何いこうかなって思っていた時に見事にこの作品が重なりましたね。結果上手くいったかどうかは、今日皆さんに観ていただければそれはもう、火を見るよりも明らかだと思います。

—清原さんは川本家の次女を演じられました。三姉妹の雰囲気がとても良かったですね。

【清原】ありがとうございます。監督にご提案いただいて、撮影が始まる前に実際に撮影で使う家で倉科(カナ)さんと(新津)ちせちゃんと一緒にお泊り会をしました。スーパーにお買い物に行って原作にでてくる「豚コマカレー」を作ったり、一緒にお風呂に入って一緒に寝たり、すごく楽しかったですね。そのことが撮影にも影響していると思います。

—神木さんは元々将棋はされていたんですか?

【神木】強くはないですけど、小学生くらいからおじいちゃんとよく指していましたね。遊びでやっていただけなので、やっぱりプロとなると立ち振る舞いから指し方、全然違いました。プロの方たちは毎日毎日将棋に触れて、奨励会に入って、厳しい順位戦を乗り越えて、やっとプロになってという過程を踏んでいるので全く違って。1から練習しましたね。
【大友監督】なんかプロの方は駒に馴染んでいるんだよね。
【神木】そうなんですよね。片付ける時も話しながら、金・金、銀・銀を揃えたりスラスラと片付けていて。箸を使うような。箸でものを掴む時って「箸を持つ」「ものを掴む」っていう意識はないじゃないですか?そんな感じなんですよね。
【大友監督】そうそう。そこから始めないといけないんだよね。

—本作には豪華な俳優陣がたくさん出てらっしゃいます。共演してみて「意外だったな」と思われた方はいらっしゃいましたか?

【神木】実は、前に共演させていただいたことがある方がほとんどだったんですよね。豊川(悦司)さんは僕が11歳の時に初めて共演させていただいて、12年くらい経ってからの再会だったので「本当に息子を見ているようだ」って言っていました(笑)。
【大友監督】僕は初めてご一緒する役者さんも多かったんだけど、神木くんはほとんど共演されていて、やっぱりキャリアの長さがすごいんだよ。俺の半分しか生きてないくせに(笑)。
【神木】(以前に共演したのは)伊藤英明さん、加瀬亮さん、染谷将太、有村架純さん…もそうですね。伊藤英明さんは“ひで兄”って呼ばせてもらっているんですけど、ひで兄は健康オタクで。会うと「伊:りゅうちゃん、風呂浸かってる?」「神:浸かってますよ」「伊:そうか。出る時温まったまま出る?」「神:そうですね。」「伊:冷水で冷やして、浸かって、冷やして、浸かって…をやると自律神経がどうのこうの…」って言ってて。そこから先覚えていないんですけど(笑)、なんか快眠にも繋がるらしいですよ。そういうことをいっぱい教えてくれます(笑)。

—加瀬亮さんはどんな方なんですか?

【神木】加瀬さんは…
【大友監督】任せた!任せた!(笑)
【神木】なんか独特な雰囲気ありますよね。急にポロッとぶっ込んでくるというか。
【大友監督】真実をズバッというよね(笑)。
【神木】そうですね。…「個性!」の方です(笑)。

—では最後にメッセージをお願いします。

【大友監督】ここにいる若い2人を含めキャスト皆、良い芝居をしています。なかなか実写化は手強い作品でしたが、非常に満足のいく作品に仕上がっておりますのでたくさんの方に観ていただきたいですし、気に入ってもらえたらぜひ作品の応援をお願いできればと思います。
【清原】この作品はキャストの皆さん、スタッフの皆さん、監督と長い期間すごい力を入れて撮影した作品なので、自信を持ってお届けできます。最後までしっかりと観ていただき、この作品を愛してもらえたら嬉しいです。
【神木】今日は本当にありがとうございます。今から観ていただく作品が僕らの“全て”なので、ぜひゆっくりと楽しんで観ていただければと思います。そしてこれからも『3月のライオン』をよろしくお願いします!

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Kiss PRESS編集部:松田

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