被災地で生まれたアート作品1000点以上を展示

『ARTS for HOPE つくることは生きること－いま、ここで生きている2017－』

　2011年の東日本大震災以降、東北や熊本など、被災地で生まれたアート作品の展覧会『ARTS for HOPE つくることは生きること－いま、ここで生きている2017－』が2月24日から3月3日まで、神戸ハーバーランドumie（神戸市中央区）で開催される。観覧無料。

　東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方の人々が、過酷な経験と深い悲しみを乗り越える中で生み出した作品1000点以上を展示。多種多様なオブジェや力強いメッセージ、未来への希望にあふれた子どもたちの絵画、作り手の生き生きとした姿を捉えた写真などを通して、復興に向けて歩んでいる東北地方の“今”を見ることができる。さらに2月24日はオープニングイベントとして、同展の主催者・高橋雅子さんによるトークイベントや、福島県出身のシンガーソングライター・Yammyのスペシャルライブが開催される。また25日、26日には親子で楽しめるワークショップが開かれ、作品作りを通して神戸から東北・熊本へ応援メッセージが贈られる。

　高橋さんは、「エールを送り合い、運命共同体の日本列島全て繋がり、きっと明日も大丈夫。みんなで前を向いて生きていく、そんな明るい気持ちに変えてくれる展覧会となっているので、ぜひ生きる元気を受け取りに来てほしい」と来場を呼びかけた。

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