愛らしい「二寸雛」や立ち姿の雛人形を展示

白鹿記念酒造博物館『節句の人形』　西宮市

　西宮市にある白鹿記念酒造博物館で現在、子どもの健やかな成長や幸せを願って飾られる雛人形や五月人形の企画展『節句の人形』が開催されている。3月5日まで。

　白鹿の蔵元・辰馬家に所蔵されてきた人形を中心に約100点を展示。1体の大きさが7センチ前後の「二寸雛人形」は、目にガラス製の玉眼を使った雛人形としては最小級とされており、小さく愛らしい姿が人気を集めている。また、今回で6回目となる「京都・丸平文庫（まるへいぶんこ）」の特別展覧からも二寸雛人形が登場し、顔や衣裳の違いなどを見比べることができる。冠の高さまで含めると70センチにもなる立ち姿の雛人形も展示され、華やかにひな祭りを盛り上げる。

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