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小日向文世、深津絵里 映画『サバイバルファミリー』大阪舞台挨拶レポート オバチャンアイドル集団も登場
『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』などで知られる矢口史靖監督の最新作『サバイバルファミリー』の舞台挨拶が2月1日に松下IMPホール(大阪市中央区)で行われ、小日向文世さんと深津絵里さん、そして矢口史靖監督が登壇した。
東京に暮らす平凡な一家・鈴木家に起こった突然の緊急事態。原因不明の「電気」消滅によって情報も絶たれた“超絶不自由生活”の中、普段は頼りない父が一世一代の大決断を下し、鈴木家のサバイバルライフが始まる—。
舞台挨拶では、「大阪のお客様はエンターテインメントを見る力に優れているので、目の肥えた大阪のお客様がどのように評価して頂けるかとても緊張しつつ、ワクワクしている」と深津さんが心境を明かし、小日向さんは「昨年の11月にクランクアップして、久しぶりに監督と深津さんに会ったんですけど、改めて思うと、僕は日本を代表する美しい女優さんと夫婦役だったんですよ!」と興奮気味に話し、会場の笑いを誘った。矢口監督はオリジナル脚本となる本作について、実は『ウォーターボーイズ』の次に作りたかった作品だと明かし、「スケールが大きすぎてなかなか実現しなかった夢の企画がようやく出来上がった」と喜びを語った。
また、劇中で過酷なサバイバル体験を過ごした3人の前に大阪で生き抜くサバイバル術を伝授するべく、大阪のオバチャンアイドル集団“オバチャーン”がママチャリにまたがり、舞台上に登場。“関西のオバチャン三種の神器”の贈呈式が行われ、小日向さんに「あめちゃん」、深津さんに「ヒョウ柄のTシャツ」、矢口監督に「サンバイザー」が手渡された。深津さんはヒョウ柄のTシャツを受け取るだけのはずが自らその場で着用し、「かわいい!私も大阪のオバチャンみたいに艶っぽくなれるかも」と粋な演出で会場を大きく沸かせた。小日向さんも“あめちゃん”を受け取り、「大阪のお土産として女房に持って帰ります」と笑顔でコメントしていた。
最後に、小日向さんは「現代ではCGを使う事が多いですが、本作はほとんど全てオールロケで行い、CGなしで頑張りました。どうぞ映画をお楽しみください!」、深津さんは「今日の舞台挨拶は盛り上がっていましたが、映画もさらに盛り上がって欲しい。今回はタダですが、もし作品を気に入ってくれたらお金を払って観に来てください!(笑)」と、“大阪らしい”賑やかな舞台挨拶を締めくくった。
『サバイバルファミリー』は2月11日より全国にて公開。
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