『劇場版 神戸在住』を上映。脚本担当の安田真奈特別トークショーも

シネマdeリバティ！VOL.10『阪神淡路大震災22年特別企画』 神戸市兵庫区

　1月22日に兵庫区新開地の映画館 Cinema KOBEにて、映画上映イベント「まちかどシネ倶楽部presents シネマdeリバティ！VOL.10」が開催される。同イベントでは、神戸にゆかりのある映画を上映する他、トークショーなどの企画も合わせて開催され、映画をきっかけとした街づくりを目的としている。

　今回のテーマは「阪神淡路大震災22年特別企画」。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災後に生まれた若者たちの青春を描く感動作『劇場版 神戸在住』が上映される。同作は2014年に開局45周年を迎えたサンテレビジョンがその記念事業として、また阪神淡路大震災から20年目の節目として制作。2015年1月17日にはテレビ放送版がTV放映されると同時に、より長尺の劇場版が劇場公開されるという試み行われ話題となった。現在の神戸を舞台に、様々な困難に立ち向かう「震災を知らない子どもたち」の姿に込めた再生への祈り、そして“震災の記憶”と“いまを生きる”というメッセージが込められた同作を、震災から22年を迎えた2017年に改めて上映する。

　また、今回は同作の脚本を執筆した映画監督・脚本家の安田真奈を特別ゲストに招いてのトークショーも実施。「“神戸在住”だった私と『神戸在住』」をテーマに、学生時代を神戸で過ごした自身の体験と本作に込めた「神戸への想い」を語る。さらに、上映会場では劇中に登場する「月を見る猫」などのイラストを提供されたイラスト作家・タナベサオリの作品の特別販売も実施される。

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