関西初の木原コレクション展 えりすぐりの81点を紹介

特別展『艶美の競演―東西の美しき女性 木原文庫より―』明石市立文化博物館

　新春特別展『艶美の競演―東西の美しき女性 木原文庫より―』が現在、明石市立文化博物館（明石市上ノ丸）で開催されている。2月5日まで。

　同展は、埼玉県在住の木原眞人さんの日本画コレクション「木原文庫」よりえりすぐりの81点を紹介する、関西では初めての木原コレクション展。

　第1部「艶美の競演―東西の美しき女性―」では、東京の鏑木清方（かぶらききよかた）、大阪の島成園（しませいえん）を中心に上村松園（うえむらしょうえん）、北野恒富（きたのつねとみ）、木谷千種（きたにちぐさ）らの作品57点を展示。描かれた女性の艶やかさや繊細な美しさなど、美人画の持つ魅力が楽しめる。第2部「近代日本画の名手」では、横山大観（よこやまたいかん）や菱田春草（ひしだしゅんそう）、竹内栖鳳（たけうちせいほう）、橋本関雪（はしもとかんせつ）らの歴史画・花鳥画・風景画24点より近代日本画の名手が形成した大きな流れをたどる。

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