緻密で色彩豊かな全41点の“光る絵”を無料公開

キングコング・西野亮廣が神戸で絵本原画展『えんとつ町のプペル展』

　“おもしろ絵本作家”として活動するキングコング・西野亮廣（にしのあきひろ）が絵本原画展『えんとつ町のプペル展』を2017年1月7日から29日まで、神戸市中央区の神戸別品博覧会会場（※旧メディテラス）2階ギャラリーで開催。期間中の21日には会場4階フルーツパーラー別品堂で行われるトークショーのため西野本人が来場、参加者には絵本がプレゼントされる。

　漫才コンビ「キングコング」としての活動にとどまらず、3冊の絵本執筆、ソロトークライブや舞台の脚本執筆を手掛けるなど、マルチな活躍が注目を集める西野亮廣。同展の開催に至るまでも、より高い完成度の絵本に仕上げるため複数のスタッフによる完全分業制を選択、入場無料を実現するためクラウドファンディングで開催資金を調達するなど、新しい試みに挑戦している。

　東京・名古屋に続き関西では初の開催となる同展では、作品のテーマソングが流れる中、制作に4年半を費やした全41ページの絵本原画を特殊なフィルムにプリントし、後ろからLEDライトで光を当て、暗い会場内にステンドグラスのような“光の絵”を浮かび上がらせる。さらに、下絵やキャラクター設定、完成までの流れなどの製作過程を紹介するパネルも展示。緻密で色彩豊かな、今にも動き出しそうな世界観を体感できるという。展示作品は自由に撮影してSNSなどにシェアすることもできる。

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