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この運命に、生きる—。

映画『古都』

 日本人として初めてノーベル文学賞を受賞した川端康成の長編小説「古都」のその後を描き、大人になった主人公たちの物語として現代版にアレンジした『古都』が12月3日(土)より公開される。京都とパリを舞台に、双子の姉妹・千重子と苗子を松雪泰子が一人二役で演じる。

<ストーリー>生き別れになった双子の姉妹、千重子(松雪泰子)と苗子(松雪泰子)が最後に会って別れてから20数年が経過していた。それぞれに娘が生まれ、すっかり大人の女性になった2人は、新たな葛藤を抱えていた。千重子は代々続く呉服店を娘の舞(橋本愛)に継がせるつもりだったが、舞から思わぬ抵抗を受ける。一方、北山杉で林業を営む苗子は、絵画を勉強するためパリに留学している一人娘の結衣(成海璃子)が本当は何を描きたいのかを見失い、悩んでいることを知る。ある日、パリと京都、それぞれの場所で母から娘に北山杉の模様が織り込まれた帯が渡される。パリまで結衣のもとを訪れた苗子は帯にまつわる千重子との思い出を語り、京都では千重子がパリで日本舞踊を披露する舞に大切な帯を託す。母から日本の心を受け継いだ娘たちの人生が今、交差しようとしていた─。

写真

詳細情報

タイトル
『古都』
公開日
2016年12月3日(土)
監督
Yuki Saito
脚本
眞武泰徳、梶本惠美、Yuki Saito
原作
川端康成『古都』(新潮文庫刊)
出演
松雪泰子(一人二役)、橋本愛、成海璃子、伊原剛志、奥田瑛二 ほか
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Kiss PRESS編集部:松田

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