このイベントは終了しました。
ヴィンテージ・プリントを中心に写真家・ハナヤ勘兵衛の回顧展を開催
兵庫県立美術館『ハナヤ勘兵衛の時代デェ!!』 神戸市中央区
兵庫県立美術館(神戸市中央区)にて11月19日から、9,000点を超える収蔵作品を1年間でIII期に区切って紹介する「県美プレミアム」の2016年度第III期小企画『ハナヤ勘兵衛の時代デェ!!』が開催される。期間は2017年3月19日まで。
戦前から戦後にわたって兵庫県芦屋を中心に長く活躍した写真家・ハナヤ勘兵衛の作品を展示する回顧展。多重露光やフォトモンタージュを駆使したモダンな作品を数多く残し、芦屋に開業した写真材料店「ハナヤ勘兵衛」は代替わりして引き継がれ、現在も営業されている。また、芦屋を中心に活躍していた写真家らと「芦屋カメラクラブ」の結成に加わり、当時世界的に勃興しつつあった新興写真運動の一翼を担った。同展では戦前の日本を代表する写真作品の一つである「ナンデェ!!」(1937年)を含むヴィンテージ・プリントのほか、戦後に手掛けられた関西各地の景勝地を撮影した風景写真パネル、さらに「芦屋カメラクラブ」で一緒に活躍した紅谷吉之助や高麗清治、松原重三らの作品も併せて展示。会期中にはミュージアムボランティアによるガイドツアー(毎週金・土・日)や学芸員によるギャラリートーク(11月20日)などのほか、こどものイベント「写真の謎に迫る!カメラ・オブスキュラをつくろう」としてワークショップなどの催しも行われる。
また、「県美プレミアム」として同館が所蔵する近代彫刻の主な作品を展示する『彫刻大集合』も同時開催。
◆関連イベント
・特別解説会
講師 山本淳夫(横尾忠則現代美術館学芸課長)、ききて 相良周作(県立美術館学芸員)
日時 2017年1月22日(日) 15:00〜16:30(14:30より開場)
場所 レクチャールーム、定員 100人、聴講無料
・「関西文化の日」関連 学芸員によるギャラリートーク
日時 2016年11月20日(日)15:30〜16:30
場所 常設展示室6(ハナヤ勘兵衛展会場)
参加無料(当日は「関西文化の日」により常設展示室は無料)
・ミュージアム・ボランティアによるガイドツアー
日時 会期中の金・土・日(12月30日を除く)13:00〜13:45
集合場所 1階エントランス
※要観覧券(11月19日・20日は不要)、定員なし
・こどものイベント
「写真の謎に迫る!カメラ・オブスキュラをつくろう」
日時 2016年11月19日(土)、11月20日(日) 11:00〜12:30/13:15〜15:00
申込み不要(立ち寄り式)、料金 200円(材料代・保険料含む)、対象 こども優先
問い合わせ こどものイベント係 TEL 078-262-0908
詳細情報
- タイトル
- 県美プレミアム 収蔵品によるテーマ展示
小企画『ハナヤ勘兵衛の時代デェ!!』 - 開催期間
- 2016年11月19日(土)〜2017年3月19日(日)
10:00〜18:00(特別展開催中の金・土曜日は20:00まで)
※入場は閉館の 30 分前まで - 場所
- 兵庫県立美術館 常設展示室6
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
GoogleMapで探す - 休館日
- 月曜日
年末年始 12月31日(土)、1月1日(日・祝)
メンテナンス休館 1月2日(月)〜1月10日(火) - 観覧料金
- 一般510円、大学生410円、高校生260円、
65歳以上は一般料金の半額、中学生以下無料
特別展とのセット料金、20人以上の団体料金あり
※障がいのある方は各観覧料金の半額、その介護の方1人は無料(ただし65歳以上の割引との併用はなし) - 問い合わせ
- 兵庫県立美術館
TEL 078-262-0901
- この記事の地域の天気情報