左官職人として京都御所、桂離宮などの名跡に携わった久住誠さんが講演

『実践左官学－空間を設えるための備え』　神戸市中央区

　竹中大工道具館による講演会『実践左官学－空間を設えるための備え』が10月2日、神戸市中央区のラッセホール 大会場で開催される。入場無料。当日先着200人。

　同講演は、竹中大工道具館で開催中の企画展『土のしらべー和の伝統を再構築する左官の技』の関連イベントとして開催。京都御所、桂離宮、金閣寺茶室などの名跡に携わると共に、象設計集団などの現代建築の仕事も請けてきた左官職人・久住誠さんが講師を務める。久住さんは、祖父の代から続く左官の家に生まれ、幼少の頃から修行に入り、20歳の頃には一通りの技術を修得していたという。「伝統を知りながらも束縛されず、いかに自由に振る舞えるか」、久住さんの挑戦の軌跡を知ることができる。

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